当時47歳。
22歳で結婚
翌年、同居の2世帯住宅の家を建てる話が急に決まり、
主人の両親や弟、妹との同居することとなった。
結婚したばかりなのに義理の家族と同居??
結婚するときは同居の話なんてなかった。
正直騙されたと思った。
二人の甘い結婚生活をイメージしていたので
好きで結婚したけどちょっと話が違うなあと思い悩んでいたら、
当時の父からこう言われた。
『長男と結婚したのであれば同居は予想されたこと。ある程生活パターンが決まった後より、
まだ決まっていない早いうちから同居するのも良いかもしれない』
実は父はこの結婚に反対だった。それを泣いて押し切ったのは私だった。
父からすると可愛い娘が同居で苦労するのはある程度、見えていたが
家を建てての同居は決まった事だし先に進むしかない
せめてものアドバイスであったのであろう。
覚悟を決めて同居生活が始まった。
今でも覚えているのが家の引き渡しが終わり、初めて家族で家の中に入って夕食時、
義理の母の提案で、義理母、義理妹、私で正座して三つ指ついて頭を下げ
『家を建ててもらいありがとうございます』と土下座したこと。
そんな少し男尊女卑の家族の一員になった。
思えばいろいろありましたがこでは省略します。
でも、思うにいつもストレスを抱えていた。
もちろん楽しかったこともあったけど
仕事から自宅に帰っても義理の母から色々言われることがあったので
仕事が休日でも気持ちの休まることはなかった。
結果、気持ちは何とか誤魔化しても
身体は正直なので
無理が祟って病気になったと
今振り返って思います
当時47歳。
母親が子宮がんで子宮を全摘しているので自分もそろそろがん保険に入らなくちゃなと思っていたものの、普段風邪ひとつひかない健康体だったので自分の体に対する備えはなかった。
きっかけは長年勤めている派遣会社の健康診断を受けての結果からだった。
