乳がん治療を通して、保険の大切さを身にしみて感じたこと

入院から手術まで

入院前に向き合った、お金の話

治療を進める中で、もう一つ現実として突きつけられたのが、お金の問題でした。

入院前には、がんがどの程度広がっているかを調べるために、
さまざまな検査を受けました。

中でも印象に残っているのが、PET検査です。
当時、1回あたりおよそ3万円ほどかかったと記憶しています。

そのほかにも検査が続き、
入院前の検査費用だけで、
トータルすると10万円前後かかっていました。

日本の医療制度のありがたさと、その限界

入院してから退院するまでの医療費については、
日本には高額療養費制度という、本当にありがたい制度があります。

1か月入院し、大きな手術を受けても、
自己負担額はおよそ8万円程度で収まりました。

この制度がなければ、
治療を受けること自体が難しかったと思います。

ただ一方で、
この制度は医療費は守ってくれても、生活費までは補ってくれない
という現実もありました。

働けなかった3か月間の現実

私は、
入院期間と退院後の療養期間を含めて、
およそ3か月間、仕事を休むことになりました。

1か月の入院、
その後の回復期間を含めると、
実質2か月以上、収入がない状態です。

会社員としてこれまで受け取っていた給料を考えると、
少なく見積もっても、
100万円前後の収入が失われた計算になります。

身に染みて分かったこと

高額療養費制度は、本当に素晴らしい制度です。
命を守るための医療を、誰でも受けられる仕組みだと思います。

でも、
生活そのものを守ってくれるわけではない。

そのことを、身をもって知りました。

だからこそ、
「保険に入っておくことは大切だ」
そう、心から思うようになりました。

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