乳がんの手術で「全摘出」と言われたとき、多くの人が気になるのが
手術後の胸はどんな状態になるのかということではないでしょうか。
私も手術前、何度も検索しました。
- 全摘後の胸はどんな見た目なのか
- 傷はどれくらい残るのか
- 再建はどう進んでいくのか
この記事では、右胸を全摘出した私が手術後に初めて胸を見たときの体験を書いています。
乳がん全摘後の胸の状態
乳がんの全摘手術では、乳房の組織をすべて取り除きます。
そのため手術後の胸は、丸みのある胸ではなく平らな状態になります。
私の場合、包帯が外れたときに鏡で見た右胸は、想像していた以上にぺったんこでした。
どこか男性の胸のような形に見えたのを覚えています。
傷は胸の横に長くあり、まだ手術直後だったため赤く腫れていました。
手術後、初めて胸を見たときの気持ち
手術前から「胸がなくなる」と頭ではわかっていました。
それでも、実際に鏡で自分の胸を見たときは、
少し不思議な気持ちになりました。
悲しいというよりも、
「本当に終わったんだ」という感覚でした。
体の一部が変わった現実を、ゆっくり受け止めているような感じだったと思います。
全摘後はすぐに再建する人もいる
乳がんの手術では、胸を失ったあとに乳房再建という選択があります。
再建にはいくつか方法がありますが、私の場合は
- 手術のときにエキスパンダーを入れる
- 少しずつ皮膚を広げる
- その後再建手術を行う
という流れでした。
エキスパンダーとは、皮膚を広げるための器具で、胸の中に入れておき、通院しながら生理食塩水を入れて膨らませていきます。
全摘後の胸は少しずつ変わっていく
手術直後は平らだった胸も、再建の治療が始まると少しずつ形が変わっていきます。
通院でエキスパンダーに生理食塩水を入れていくと、
胸の皮膚が少しずつ膨らんでいきます。
最初は大きな変化はありませんが、回数を重ねるごとに、
「胸が戻ってきている」感覚が出てきました。
体は時間をかけて、少しずつ変わっていくのだと感じました。
これから手術を受ける人へ
乳がんの全摘手術を控えていると、
「手術後の胸はどうなるのか」と不安になると思います。
私も手術前は、
何度も検索して写真や体験談を探していました。
実際には、手術直後の胸は平らになります。
でも、そのあとに再建という選択もあります。
そして何より、時間とともに
少しずつ体も気持ちも変わっていくと感じました。
もしこれから手術を受ける方がこの記事を読んでいるなら、
この体験が少しでも参考になればと思います。
参考
乳がん情報サービス(国立がん研究センター)
https://ganjoho.jp/public/cancer/breast/
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